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アリスは憂鬱な夢を視る

迷い込んだ少年少女が少しでも過ごしやすくなるように

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■ エヴァンジェリン ■


■ エヴァンジェリン ■




 


名前/エヴァンジェリン
年齢/23歳
性別/女

性格/ふわふわとして掴み所が無く刹那主義。常にほろ酔いのような行動言動が特徴的。人懐こく甘ったるい振る舞いで近付いたかと思えばするりと擦り抜けるが、そこに駆け引きの意識は無く殆どの場合何も考えていない。気分屋を通り越して情緒不安定。我侭でありながら時に献身的、奔放な癖に母性は強い、といった具合に何かと矛盾の多い人間性。惚れっぽく、自分以外の存在は物でも人でも基本的に愛している。

容姿/ふんわりとした桃色の巻き髪ロングヘア。長い前髪で顔の左半分を隠す。太めの下がり眉の下に、やや眠たげな垂れ目。瞳の色はマスカットのような淡いグリーン。身長163cm、色白で豊満な身体つき。ぷっくりと柔らかく厚みのある唇にバーガンディのリップ、唇の左下にほくろがある。白いレース使いの長袖タイトワンピ、シャンパンゴールドのハイヒール。

備考/一人称は「あたし」、二人称は「あなた」。色狂いの母とその愛人との間に生まれた子であり、生後間もなく実の父母に捨てられた後、母親の夫であった男の家へと引き取られる。男は独り暮らしで、あまり良い扱いを受けることは無かったがそれでも最低限育ててくれていた。しかし、4歳を数える頃には原因不明の火災で家屋もろとも育ての親すら失う。自分を捨てて愛人と駆け落ちした母親に瓜二つであった事から、育ての親である男の親類からも忌み嫌われ、行き場を失くしたところで近所の教会と併設してあった孤児院へと身を移した。複雑な境遇に揉まれる内、皮肉にも見目だけでなく内面までもがいつしか母に似通ってきた様子。18歳の頃から精神の不安定さが体調にも強く影響し始めた為、薬を常用している。ふわふわと酔っ払ったような振る舞いは薬が原因だが、今や薬無しでは暮らしていけない。今でも定期的に通院が必要な身。
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